どうも
Windows の自動アップデートで作業中にパソコンが再起動してやる気を無くしてしまう たむら(tamuradotcom )です。
今回そんな Windows ユーザーのパソコンもやる気も再起動させる新アップデート『Windows 10 April 2018 Update』が4月30日(米国時間)に行われました。
それでは一緒に見ていきましょう。
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目次
Windows 10 April 2018 Update
最後まで読むのがダルい方のために、先に箇条書きで変更内容を書いていきます。
- Windows 10 PCでの作業を「当日」「先週」「数週間前」など、30日前までさかのぼって見つけ出せる「タイムライン」
- ソーシャルメディアの通知などをオフにできる「集中モード」
- キーボードを使わず、端末に直接話しかけて自然入力できる新たな音声入力機能に対応
- Microsoft Edgeの新機能
- Microsoft IME予測入力サービス
- 新しい元号に向けた対応←日本!!
- Always Connected PC構想を加速
それでは、一つひとつ詳しく見ていきましょう。
Windows 10 PCでの作業を「当日」「先週」「数週間前」など、30日前までさかのぼって見つけ出せる「タイムライン」
これは、様々なデバイスを利用している方が便利になる機能ですね。
この『タイムライン』機能を使用すると、Windows10 のパソコンで行った作業を、当日、先週、数週間前など、30日前にさかのぼって見つけ出すことができます。
また、外出先などで作業をする際に、Microsoftアカウントにサインインしたデバイスから Microsoft Edge や Office365 上で行った作業を、 Windows10 のパソコンでも再開できるようになります。
わかりやすく言うと、Evernote みたいにクラウド上で作業した物を様々なデバイスで共有できるようになったということですね。
しかし、この手のサービスはすでに他サービスでやってる方もいるでしょうから、わざわざ Microsoft アカウントに移行して利用しようとは思いませんね。しかしマイクロソフトという安心感はあるのでそのあたりを重視して移行する人はいるかもしれません。
ソーシャルメディアの通知などをオフにできる「集中モード」
これは、読んで文字のごとくSNSなどの通知を一切オフにして作業に集中するモードです。
余計なお世話のような機能かもしれませんが、SNS が気になって作業に集中できないという気持ちはわかります。
しかし、この Windows の『集中モード』をオンにしてもスマホには SNS の通知は来ますし、気になってチェックしちゃいますよね。現代病のひとつなのかもしれません。
ちなみに、集中モード中に来た通知は後でまとめてチェックすることも出来ます。
集中モードの日本語解説動画
(集中するためにわざわざ集中モード使う切り替えが出来る人は、集中モードがなくても集中できるんだよなぁ…)
キーボードを使わず、端末に直接話しかけて自然入力できる新たな音声入力機能に対応
この音声入力機能は、音声入力テクノロジの1つとして『Dictation(ディクテーション)』を導入しており、かつてないほど簡単に文章を作成したり、音声のみでメモを取ったりできるようになりました。
おいおい、Dictation を導入しているのかよ…って Dictation ってなに?
Dictation を調べてみると、
音声を使用して、Windows PC に対しテキストをディクテーションできます。たとえば、テキストをディクテーションしてオンライン フォームに記入したり、ワードパッドなどのワード プロセッシング プログラムにテキストをディクテーションして手紙を書いたりすることができます。
へぇ~、これならカフェで winタブレット だけでキーボードを持ってきて無くても音声入力でメールのやり取りができるなぁ…
ただ、カフェでぶつぶつ言ってたら完全に不審者ですね。
これは極端な例でして、マイクロソフトが推奨している使い方は、
「同僚と何気なく話していたアイデアをすばやく書き留められるほか、親友の結婚式のために練習しているスピーチ内容をテキストとして記録することができます。」
と、なかなかおしゃれな使い方を推奨していますね。
こんなクリエイティブで充実した人生を送りたいものです。
Microsoft Edgeの新機能
Windows が入ってるパソコンにプリインストールされている Microsoft Edge というブラウザ、使用している方も多いでしょう。
今回の Microsoft Edge の新機能は、タブにオーディオアイコンが追加され、音声が再生されているタブをミュート/ミュート解除をできるようになりました。
書籍、PDF、読み取りビューのページを全画面表示できるようになりました。
ウェブの支払いフォームを自動入力するオプションで、住所、支払い方法、その他の情報を安全に保存できるようになりました。
新しい印刷オプションを追加し、印刷物から不要な要素を排除して見やすい形式で Web ページを印刷できるようにしました。
いやー、便利になった。
ちなみに、たむらは Google Chrome 一筋ですので Microsoft Edge は使ったことはありません。
Microsoft IME予測入力サービス
日本語 IME の予測入力候補に「住所」と、日本マイクロソフトの女子高生 AI 「りんな」の候補を表示できるようになりました。
ちょっとわかりにくいですが、どうやら、住所を途中まで入力すると全部の住所を予測変換してくれるようです。
AI りんな のほうは、『ちょっと』と入力すると、予測変換で、『ちょっと、考える!』など崩した言い回しが出てくるという開発者の自己満的機能ですね。
そりゃあ、みんなGoogle日本語入力使いますね。
新しい元号に向けた対応
2019年5月に新しい元号が発表される予定に先立ち、マイクロソフトでもスムーズに対応できるように準備しているようです。
April 2018 Update では各元号の期間を保持しているレジストリが更新されます。現時点では新しい元号の名称が公表されていないため、変更されるレジストリでは 2019年 5 月 1 日 以降の年号を「??」と扱います。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese\Eras]
“1868 01 01″=”明治_明_Meiji_M”
“1912 07 30″=”大正_大_Taisho_T”
“1926 12 25″=”昭和_昭_Showa_S”
“1989 01 08″=”平成_平_Heisei_H”
“2019 05 01″=”??_?_??????_?”
もう西暦で統一しちゃえばいいという声もあるようですが、伝統みたいなものですからね。
Always Connected PC構想を加速
以前の「モバイルプラン」を「モバイル通信プラン」へとアップデートしました。
以前の「モバイルプラン」では、ユーザーのデータプランの決済が Microsoft Store であったのに対し、「モバイル通信プラン」では通信事業者が提供するサービスで決済するように変更されました。
このアップデートにより、世界中の通信事業者がこのサービスを使えるように開放され、ユーザーにとっては選択肢が広がり、利便性も高まることになります。
「モバイル通信プラン」は eSIM にも対応しているため、eSIM 対応 PC では、海外に移動しても、SIM を入れ替える必要がなく、Web から登録するだけで LTE を使用できます。
日本人必見!Windows 10 April 2018 Update の内容まとめ
こうしてみると、必要なのは、
- タイムライン機能
- 新元号
くらいですかね。
どんなアプデでもマイクロソフトが「やれ」と言ったらやるだけですよ我々は。
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